サスペンス
家出少年二人に、パトカーを盗まれるコワモテ保安官の話。 パトカーを盗まれたのは完全に保安官の不注意。感想としては「カギかけろ、アホか」の一言で以降の展開に急速に興味を失い、自分の保安官への渋カッコいい度はゼロに。 当方、ケビン・ベーコンリテ…
<>、そのハマリ役ぶりとタイトルバックのインパクトだけでも観る価値あり。ただイマイチ乗れなかったのは、ショッキングなシーン満載なだけにも見えてしまうこの作品をなぜ映画化したのかがぼんやりしていたから。森田がおかしくなったのは、単純にっていう…
NHKドラマ化での評判の良さを聞いていた一作、これだけ豪華俳優で駄目ってことはないだろうとかなり期待して鑑賞。結果、観に行ってよかった!演技の素晴らしかった俳優は数えきれない!これは日本映画サスペンスの傑作の一つになるはず。かるた映画もいいけ…
「複製された男」「プリズナーズ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と「007スカイフォール」のロジャー・ディーキンスの撮影で観ないわけにいかないので鑑賞。 いやーメキシコが中東のように移動時にシボレー防弾仕様の四駆で隊列組んで爆走しなければならないほ…
TLでとても評判がいいのとほぼTOHOシネマズ独占上映に期待して鑑賞。 政治・経済・メディアの癒着、地縁・血縁・学歴のコネがモノを言う時代遅れの社会構造、という韓国社会の「闇」と「恥部」を描きながら、サスペンスフルで下品でバイオレンスもあり、とち…
評判が高かったので鑑賞。タランティーノ監督には明るくありません。 「パナヴィジョン70mmフィルム撮影」による冒頭、ワイオミング州の美しい雪景色を駆け抜ける馬車馬の勇姿(馬好き、カメラ好きとしてはずっと観ていたくなる)と、フィルム撮影に耐えうる最…
"誰であろうと公正な裁判を受ける権利がある。そして、憲法に忠実であることが、アメリカ人がアメリカ人たる根源である。規則を守ることがアメリカ人の証である" "冷戦下スパイ交換の顛末"という性格上、わかりやすい娯楽性は薄いけど、法廷劇、人間ドラマ、…
007原体験は世代的にピアーズ・ブロスナンなんだけどその鈍重さに苦手意識が生まれていて…。諸々ブラッシュアップされているクレイグ版シリーズ、「スカイフォール」すらいまひとつノレなかった人なので、今回はなおさら。 うーん、今年「しがらみ」や「シリ…
<このチームにまた会いたい!> 歴史好きなんで、東西冷戦下のアメリカとソ連のスパイがチームを組むっていう「ありえない」けど夢のある設定だけでテンション上がった。ありがちな凸凹コンビではなくて、どっちも超一流っていうのがよかったなー。 マジメに…
"大胆にやれば、周りはひれ伏す" 惹かれない訳がない、ポスターと邦題のセンスに惹かれて鑑賞。ただ宣伝文句で「マインドファック」とか銘打ってハードルを上げたのは悪手だった。 「ギーク野郎のハッキングによる成りあがり」がメインでありながら、「人間…
<法的にも道徳的にも報道者的にも問題大アリ、だが間違いなく傑作!> "最も観たくない光景"を疑似体験できるのが映画の醍醐味と思っているので最高でした。 キービジュアルの「夜の街•スポーツカー」から「ドライヴ」みたいなオシャレな感じを想像していたら…
<明治維新以来二度目の「奇跡のソフトランディング(無血開城)」はいかになされたか?> 東京大空襲、鈴木貫太郎内閣、原爆投下、聖断を受けて皆が息も絶え絶えで降伏と思いきや、必ずしもそんなことはなく、教科書にして数行の期間に超ギリギリ、爆発寸前のせ…
<その存在自体がすでに前人未到> とはもちろん御年53歳になってもライフワークともいえる有名アクション大作シリーズを「アップデート」し続けるトムクルーズのこと。 冒頭のテーマ曲のスタート、トム登場の瞬間からテンション上がりっぱなしと聞いてたけど…
“動機がわからないのは、理解者がいなかった証拠だ" 「ミステリアスな美少女」の自死と、それを偶然発見した男子高校生たちが少女の死の真相を探る、どっかで聞いたようなダークな青春サスペンスだけど、冒頭からカマしてくる撮影・色彩の美しさ、音響のキレ…
漫画原作というエクスキューズはあるけど、意外にもタイトな感じで予告のネット炎上がどうのというのを超えた「現在進行形の社会問題」や「無償の友情」というテーマがあって面白かった。まさか鑑賞後シンブンシを被った四人組がこんなに愛おしく見えるよう…
<有機物と人工物のバランスが良い> TL上で評判がよかったので鑑賞。 主人公同様に"知らない場所に突然ぶち込まれた"感覚で始まるアバンタイトルがナイス。ツカミはバッチリで冒頭から入り込めた。 決定的におかしな点を抱えながらもある種の平穏を保ってい…