評判よかったので鑑賞。
国内ロケでありながら品位のある映像、小松政夫さんをベッドに運んだシーンはじめセンスの良さ、細部の繊細さはわかるけど、どうしても中途半端なヒューマンドラマ、中途半端な奇譚話にしか思えず。
どこ行っても〇〇だらけ、あなた方は何しに旅に出たんだっけ?〇〇退治?いっそ蒼井優も〇〇でよかったんじゃないの。この辺は完全に好みの問題でしょうね。
ただ単に自分が映画に求めていることの中に、黒沢清監督お得意の(?)心霊とか怪奇表現は特に含まれていないということです。
深津絵里は本当に衰えないね、美しい。蒼井優もワンシーンだけなのに"持って行った"、さすが。
☆3.0
映画『岸辺の旅』予告編 - YouTube