「コードネーム U.N.C.L.E.」感想 <このチームにまた会いたい!>
<このチームにまた会いたい!>
歴史好きなんで、東西冷戦下のアメリカとソ連のスパイがチームを組むっていう「ありえない」けど夢のある設定だけでテンション上がった。ありがちな凸凹コンビではなくて、どっちも超一流っていうのがよかったなー。
マジメに観れば荒唐無稽な所とかガバガバな所もあるけれど、その王道スパイアクションっぷりに童心に返って「ルパン三世の長編」を観ているかのように楽しめた。イマイチだった同監督作「シャーロック・ホームズ」と違ってちゃんと「仲間同士の絆」的な人間ドラマ・テーマもあって満足。
賛否分かれてるけど、電気椅子とか脱出ボートとか笑えてフレッシュなシーンもあって最高。個人的には「キングスマン」とほぼ同率かなあ。(「キングスマン」も大好きだけど良くも悪くも”こんなもん"じゃなかった?)
好みの差はあれど、この監督の冴え渡るセンスとレトロスパイムービーへの愛情の詰まり具合は認めざるをえないと思う。
物語の終盤から「まだまだこのチームの活躍を観たい、終わらないで」と思ったのは久しぶりだ。
☆4.0
The Man from U.N.C.L.E. - Comic-Con Trailer [HD ...
メインテーマ曲がいい。