東京映画帝国

”全映画は3つの部分に分かれる” 基本的にネタバレなし、映画館鑑賞作のみの感想[評価/批評/あらすじ]。適度な長さとわかりやすい言葉でのレビューとなることを心がけてます。(☆は最大5。3以上で傑作)

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「メイズランナー2」感想

<全力疾走すればそれでいいの?> 「メイズ(迷路)」を2回やれとは言わないけど、「タイトル」にも入れているくらいなんだから、そこは迷路要素の何らかの継承はすべきだった。 謎の空間に主人公と一緒に突然ぶち込まれる感覚を覚えるスピード感ある展開、「壁…

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」感想

<シリーズファン向けにしても難あり> 前作は、「図書館を巡る攻防」っていう限定的舞台が邦画の予算規模にちょうど合っていたし、メディア規制、自衛隊など社会風刺をしながら大真面目にアクション、ラブコメ、現代ファンタジーをやりきったという点において…

映画「ジョン・ウィック」感想

<俺たちの観たかったキアヌリーブス!> 「キアヌ完全復活」と聞いて反応した方はぜひ劇場へ。エレガントでダイナミックなアクションと銃術、銃、マスタングがたっぷり堪能できます。あなたが最高なのは確定なので、もういくらでも公園でオフの姿撮られちゃっ…

映画「マイ・インターン」感想

<想像通りの、楽しい二時間> 他の方も評価している通り、全体を通底するハッピーな雰囲気、ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイの演技とそのキャスティングの贅沢さ、脇役、子役もそれぞれ魅力的。想像通りの楽しい二時間を過ごせた。決してそれらの実現…

映画「サヨナラの代わりに」感想 <主演、ヒラリー・スワンク!>

いわゆる難病モノとしては今年「きっと星のせいじゃない」「博士と彼女のセオリー」「アリスのままで」に続いて4作目だけど、それらと並べても良いくらいの映画でした。("出尽くした"と言われるジャンルでのそれぞれのアプローチの違いを見比べると面白い) …

映画「岸辺の旅」感想

評判よかったので鑑賞。 国内ロケでありながら品位のある映像、小松政夫さんをベッドに運んだシーンはじめセンスの良さ、細部の繊細さはわかるけど、どうしても中途半端なヒューマンドラマ、中途半端な奇譚話にしか思えず。 どこ行っても〇〇だらけ、あなた…

映画「バクマン。」感想

<週刊少年漫画誌の凄さと恐ろしさ> 原作未読、ただいわゆる黄金期には毎週ジャンプを読んでいた人です。 期待せずに観に行ったら小中学生から大人まで観る漫画原作映画というエクスキューズはありながら良かった。友情努力勝利を具現化した青春モノ映画と…